2026年度シラバス

科目コード
4610110
科目名
ソーシャルワークの理論と方法
担当教員
堀越 由紀子
単位数
4
担当形態
単独
教員の免許状取得のための

実務内容
社会福祉士として福祉現場の経験がある教員が、実践的視点からソーシャルワークについて解説する。
教職に関する科目

施行規則に定める 科目区分又は事項等

学位授与の方針と関係
DP2.共生社会創造のために、教育、福祉、環境、国際関係、スポーツ身体表現、等の専門的知見を得ることができる(専門知) DP4.個人や社会にとって必要な課題の解決のため、自律的な課題探究能力を身につけ実践することができる(実践力)
授業のテーマ及び到達目標
この授業のテーマはミクロからマクロまでの次元で行われるソーシャルワーク実践の体系的理解である。到達目標としては以下の項目が挙げられる。・ソーシャルワーク実践の構成要素について理解する。
・個人ならびに小集団にかかわるソーシャルワーク実践過程を理解する。
・実践において活用される実践理論・アプローチの知識を身に付ける。
・ソーシャルワークの業務保証につながるスーパービジョンについて理解する。
授業の概要
ソーシャルワーク実践の基盤となる「人と環境の交互作用に関する理解」を踏まえ、ソーシャルワーク実践過程の全容と各フェイズにおける要点を解説する。また、実践において活用される理論やアプローチについて要点を解説する。加えて、ソーシャルワークの業務保証につながるスーパービジョンについて解説する。
授業計画
授業計画
第1回
ソーシャルワーカーの人間観・社会観、視点の広がり:ソーシャルワークの過程と留意点(ミクロ支援)
第2回
ソーシャルワークの過程:(1)クライエントとの協力体制形成、(2)インテーク:開始と契約
第3回
ソーシャルワークの過程:アセスメント(3)情報の収集、(4)理論にもとづく情報の整理・統合 、(5)ソーシャルワーカーの判断と共有
第4回
ソーシャルワークの過程:(6)プランニングの目的と意義、(7)プランニングの過程と方法
第5回
ソーシャルワークの過程:(8)支援の実施とモニタリング、(9)支援の終結と評価
第6回
ソーシャルワークの記録:(1)記録の意義と目的、(2)記録の内容とフォーマット
第7回
ソーシャルワークの実践理論:(1)ソーシャルワークが学ぶ理論・理論の変遷(概観)
第8回
ソーシャルワークの実践理論:(2)医学モデルと生活モデル、システム理論 ソーシャルワークの実践理論、(3)心理社会的アプローチと機能理論、問題解決アプローチ
第9回
ソーシャルワークの実践理論:(4)行動理論と課題中心アプローチ、(5)認知行動理論
第10回
ソーシャルワークの実践理論:(6)危機理論、危機介入アプローチ 、(7)ストレングスモデルとエンパワメント
第11回
ソーシャルワークの実践理論:(8)ナラティブ、(9)解決志向アプローチ
第12回
ケースマネジメント:(1)意義と目的 ケースマネジメント、(2)方法・過程
第13回
グループワーク:(1)意義と目的、グループの構造、(2)展開過程~準備期から開始期
第14回
グループワーク:(3)展開過程~開始期から作業期、(4)展開過程~作業期から終結期
第15回
スーパービジョン:(1)目的・意義・機能 、(2)スーパービジョンとコンサルテーションの活用
テキスト①
一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟編集(2021)『最新社会福祉士養成講座・精神保健福祉士養成講座12・ソーシャルワークの理論と方法[共通科目]』中央法規
テキスト②
鈴木孝典・鈴木裕介編著(2023)『図解でわかるソーシャルワーク』中央法規出版
参考書・参考資料等
1.川村隆彦(2011)『ソーシャルワーカーの力量を高める理論・アプローチ』中央法規
ISBN-13:978-4805834282
2.前田ケイ(2021)『私の体験的グループワーク論ー現場ですぐに役立つ実践技法を伝えます』金剛出版
ISBN-13:978-4772418713
3.井出英策他著(2019)『ソーシャルワーカー』ちくま新書、筑摩書房
ISBN-13:978-4480072474
学生に対する評価
レポート評価(30%)、スクーリング評価(40%)、科目修得試験(30%)