2026年度シラバス

科目コード
4420231
科目名
知的障害教育指導法
担当教員
西永 堅・千田 光久・葛西 一馬
単位数
2
担当形態
オムニバス
教員の免許状取得のための
必修科目
実務内容

教職に関する科目
特別支援教育領域に関する科目
施行規則に定める 科目区分又は事項等
心身に障害のある幼児、児童又は生徒の教育課程及び指導法に関する科目 (中心領域:知)
学位授与の方針と関係
DP2.共生社会創造のために、教育、福祉、環境、国際関係、スポーツ身体表現、等の専門的知見を得ることができる(専門知) DP4.個人や社会にとって必要な課題の解決のため、自律的な課題探究能力を身につけ実践することができる(実践力)
授業のテーマ及び到達目標
(1)特別支援学校(知的障害)における教育課程の意義、編成方法を説明できる。
(2)自立活動の指導の意義と指導プロセスについて説明できる。
(3)知的障害児に対する指導法を説明できる。
(4)教育課程の評価と改善につなげることにいて、カリキュラム・マネジメントの側面の一つとして理解したうえで、具体的な個別の指導計画、学習指導案が作成できる。
授業の概要
そもそも支援とは何であろうか?ニーズにある方や子どもに対して、やみくもに援助したり介助したりすることが本来の支援ではなく、本人主体であり、かつ、長期的な視点をもった系統立てた支援が重要になるであろう。以上を踏まえ、本科目では以下のことを学んでいく。
・特別支援学校(知的障害)における教育課程の意義を踏まえた適切な教育課程の編成について学ぶ。
・個別の指導計画の作成、ならびに、個別の教育支援計画の作成等、知的障害児を対象としたカリキュラム・教育課程の編成を学ぶ。併せて自立活動の指導、教材・教具の工夫、特別支援教育の動向を学ぶ。
・知的障害児に対する指導法の基本を学ぶとともに、事例として、ソーシャルスキルトレーニング、個別最適な読み、書き、計算の指導法について学ぶ。
授業計画
授業計画
第1回
発達障害や認知発達について:知的障害を含む発達障害とその認知発達について
第2回
特別支援学校における教育課程①:知的障害教育の特徴を踏まえた教育課程の意義と編成方法
第3回
特別支援学校における教育課程②:個々の幼児・児童・生徒の実態に応じた効果的な指導の形態の選択と組織
第4回
個別の指導計画とは
第5回
自立活動とは
第6回
自立活動の指導における個別の指導計画の作成と内容の取扱い
第7回
知的障害の特性等を踏まえた指導法①:育成を目指す資質・能力を踏まえた指導目標・指導内容の理解
第8回
知的障害の特性等を踏まえた指導法②:特別支援学校における学習環境の整備の意義
第9回
知的障害の特性等を踏まえた指導法③:各教科等を合わせた指導と学習指導案の作成、授業改善の方法
第10回
知的障害の特性等を踏まえた指導法④:ICT及び興味・関心に着目した教材・教具の活用
第11回
知的障害児・者に対する指導事例①:さまざまなスキルを学ぶ(スキルとは、ソーシャルスキル・コミュニケーションスキ ル、アカデミックスキル
第12回
知的障害児・者に対する指導事例②:ソーシャルスキルトレーニングの計画と実践
第13回
知的障害児・者に対する指導事例③:応用行動分析の視点を学ぶ(行動とは(個人と環境の相互作用)、ポーテージプログ ラムとは、問題行動への対処・ポジティブ行動支援について)
第14回
知的障害児・者に対する指導事例④:個別最適な読み、書き、計算の指導法
第15回
カリキュラム・マネジメント:知的障害教育における個別の指導計画・教育課程の評価改善との関係
テキスト①
西永堅(2021) 子どもの発達障害とソーシャ ルスキルトレーニングのコツがわかる本ソシム
テキスト②
特別支援学校小学部・中学部学習指導要領 平成29年告示 ならびに解説
参考書・参考資料等
明官 茂・全国特別支援学校知的障害教育校長会 (2020)『学習指導要領Q&A 特別支援教育[知的障害教育]』東洋館出版社   978-4-8100-5456-9

応用行動分析学山本 淳一・池田 聡子( 2005 )『応用行動分析で特別支援教育が変わる』図書文化社 978-4863714793

全国特別支援学校知的障害教育校長会(2018)『知的障害特別支援学校の自立活動の指導』ジアース教育新社978-4491040752
学生に対する評価
レポート評価(50%)、科目修得試験(50%)