2026年度シラバス

科目コード
4710400
科目名
保健体育科指導法Ⅳ
担当教員
髙木 由起子・長岡 邦子・野間 基子
単位数
2
担当形態
クラス分け・単独
教員の免許状取得のための
必修科目
実務内容
高等学校保健体育科教諭としての経験を活かして、中学校および高等学校保健体育科教諭としての 資質・能力を高めるとともに学習指導案の作成について指導する。
教職に関する科目
教科及び教科の指導法に関する科目(中学校及び高等学校 保健体育)
施行規則に定める 科目区分又は事項等
各教科の指導法(情報機器及び教材の活用を含む)
学位授与の方針と関係
DP2.共生社会創造のために、教育、福祉、環境、国際関係、スポーツ身体表現、等の専門的知見を得ることができる(専門知) DP4.個人や社会にとって必要な課題の解決のため、自律的な課題探究能力を身につけ実践することができる(実践力)
授業のテーマ及び到達目標
中学校および高等学校における保健体育(保健)において、学習者の発達段階に応じた具体的かつ質の高い授業を計画・実施する能力を身につけることである。
(1)中高の目標と内容の理解: 中学校・高等学校それぞれの体育科教育の目標を理解し、単元ごとの系統性を踏まえた適切な指導工夫ができる。
(2)多角的な教材研究: 教科書の内容をベースにしつつ、複数の情報源や科学的根拠を比較・検討(クリティカル・シンキング)し、論理的な思考過程をレポートや指導案に反映できる。
(3)高度な授業遂行能力: 模擬授業と事後のリフレクション(振り返り)を通じ、現場の課題に対応できる実践的な指導技術を総合的に習得する。
授業の概要
本授業では、中学校・高等学校の教員として理解しておくべき「優れた授業」の条件を探求し、学習成果を最大化するための教材開発を行う。レポート課題では、中学校または高等学校の教科書から任意の単元を選択し、教材研究を行う。その際、単に情報をまとめるだけでなく、「中高での学びの違い」や「科学的根拠に基づく情報の妥当性」についてクリティカル・シンキングを働かせ、多角的な視点から考察したプロセスを示してもらいたい。スクーリングでは、これらの研究成果をもとに学習指導案を作成し、模擬授業を実施する。対象生徒の年齢や特性に合わせた言葉選び、発問の構成、そして科学的根拠に基づいた説明ができるようにする。
授業計画
授業計画
第1回
保健体育教師としての専門性と現代的使命
第2回
生涯スポーツと健康増進の現代的意義
第3回
現代社会の健康課題と多角的な教材研究①
第4回
現代社会の健康課題と多角的な教材研究②
第5回
保健授業の高度化と教材開発の視点
第6回
中高の系統性を踏まえた保健体育科の指導工夫
第7回
授業展開における教師の行動分析(非言語・発問・ICT)
第8回
単元計画の作成と科学的根拠(エビデンス)の組み込み
第9回
学習指導案(時案)の作成と論理的構成
第10回
能動的な学びを引き出す多様な授業法の実践的な理解
第11回
教材研究の深化(感染症・医療制度等と社会課題の接続)
第12回
教材研究の深化(安全な生活・環境問題等と科学的根拠)
第13回
学習指導案に基づく模擬授業の実践(中学校:第4大単元)
第14回
学習指導案に基づく模擬授業の実践(高等学校:第3・4大単元)
第15回
学び続ける保健体育教員へ
テキスト①
現代高等保健体育 改訂版 50 大修館 保体050-901 ( 2026年4月以降の販売予定)
テキスト②
最新中学校 保健体育  50 大修館 保体050-72
参考書・参考資料等

学生に対する評価
レポート評価(25%)、スクーリング評価(25%)、科目修得試験(50%)