2026年度シラバス

科目コード
4400041
科目名
教育心理学
担当教員
平田 乃美
単位数
2
担当形態
単独
教員の免許状取得のための
必修科目
実務内容

教職に関する科目
教育の基礎的理解に関する科目
施行規則に定める 科目区分又は事項等
幼児,児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程
学位授与の方針と関係
DP2.共生社会創造のために、教育、福祉、環境、国際関係、スポーツ身体表現、等の専門的知見を得ることができる(専門知) DP4.個人や社会にとって必要な課題の解決のため、自律的な課題探究能力を身につけ実践することができる(実践力)
授業のテーマ及び到達目標
(1)教育心理学の対象や研究方法を学び,理論の根拠を理解する
(2)発達の概念,理論,プロセス,規定要因等を理解する
(3)学習の種類とメカニズムの基礎を理解する
(4)動機づけとそれに影響を与える要因を理解する
(5)学習指導の諸理論と方法,授業での学習形態と効果を理解する
(6)知的能力・学力・人格・社会性の基礎を学び,子どもの多様性の源泉を理解する
(7)学級集団の心理,教師-子ども関係,仲間関係等を理解する
(8)子どもへの心理臨床的援助技法を学び,不適応や病理的傾向の対応を理解する
(9)障害児の心理と特別支援教育を理解する  
以上の理解を通して,教育現場で適切な対応ができるようになる
授業の概要
・「授業のテーマ及び到達目標」(1)~(9)について,教科書を学修する
・9つのうち2つのテーマを選び,レポートにまとめる
・教員からのコメントを踏まえて科目修得試験(最終レポート)を作成する
  レポートはただ教科書をまとめるだけではいけない
  教科書以外の資料を調べたり,考えたりしたことに基づいて,深く考察することが求められる
  特に,科目修得試験では幼児期から青年期の「発達と学習」の理解が問われる
・最終的に,教育心理学の「根拠」に基づいた教育を行えることを目指す
授業計画
授業計画
第1回
教育心理学とはどのような目的をもった学問か,教育心理学の内容
第2回
教育心理学の研究法とそれぞれの特徴:教育の場での実験法・調査法・事例研究法・観察法
第3回
発達とは何か:発達概念の理解、発達の一般的な特徴,発達を規定する要因
第4回
「発達段階」と「発達課題」という考え方、発達と教育の関係
第5回
学習への動機づけ(学習意欲)(1):動機づけのプロセス、欲求・動機
第6回
学習への動機づけ(学習意欲)(2):外発的動機づけと内発的動機づけ,コンピテンス動機,有能感・自己効力感
第7回
学習への動機づけ(学習意欲)(3):原因帰属、無気力
第8回
学習のメカニズム(学習の起こり方としくみ),問題解決としての学習、記憶のモデル・方略・記憶の内容
第9回
授業と学習指導の心理学:協同学習と学習の個性化,受容的学習から主体的学習に至る多様な学習指導の理論
第10回
学級集団の心理、教師-子ども関係
第11回
教育評価,知的能力の発達と測定,学力と学業不振などの学習評価
第12回
パーソナリティ,社会性、親子関係,仲間関係
第13回
子どもの不適応、生徒指導の重要な課題(不登校・いじめ・非行)
第14回
心理臨床的援助技法(カウンセリングと心理療法)
第15回
子どものさまざまな障害と障害に応じた対応、特別支援教育としての学校システム
テキスト①
桜井茂男編著(2017)『改訂版 たのしく学べる最新教育心理学 教職に関わるすべての人に』図書文化社
テキスト②

参考書・参考資料等
鎌原雅彦・竹綱誠一郎(2015)『やさしい教育心理学(第4版)』有斐閣
ISBN 978-4-641-22059-1

子安増生・田中俊也・南風原朝和・伊東裕司(2015)『教育心理学(第3版)』有斐閣
ISBN 978-4-641-07245-9
学生に対する評価
レポート評価(50%)、科目修得試験(50%)