2026年度シラバス

科目コード
4420091
科目名
自閉症児・者の心理と支援
担当教員
平野 敏惠
単位数
2
担当形態
単独
教員の免許状取得のための

実務内容

教職に関する科目

施行規則に定める 科目区分又は事項等

学位授与の方針と関係
DP2.共生社会創造のために、教育、福祉、環境、国際関係、スポーツ身体表現、等の専門的知見を得ることができる(専門知) DP4.個人や社会にとって必要な課題の解決のため、自律的な課題探究能力を身につけ実践することができる(実践力)
授業のテーマ及び到達目標
【授業のテーマ】
自閉スペクトラム症児・者の心理と支援の方法
【到達目標】
自閉スペクトラム症(ASD)の特性を理解して、適切に支援するための基礎的な知識と考え方を学
修する。
・自閉スペクトラム症児・者の認知・行動上の特徴について説明することができる。
・自閉スペクトラム症児・者の特性を配慮した対応の仕方について説明することができる。
・自閉スペクトラム症児・者の各ライフステージ(幼児期、児童期、青年期、成人期)ではどのような支援が必要かを説明することができる。
授業の概要
本授業では、発達障害と言われる自閉スペクトラム症の特性について診断基準を参考にまとめ、自
閉スペクトラム症のある人の社会性や認知・行動上の特徴について整理する。
そして、自閉スペクトラム症児のある人がかかえやすい「生きにくさ」とは何かを考え、接し方について検討する。
また、それぞれのライフステージ(幼児期・児童期・青年期、成人期)では、どのような支援が必要なのかを学ぶ。家族支援の重要性についても学ぶ。
授業計画
授業計画
第1回
自閉スペクトラム症(ASD)の特性とは
第2回
自閉スペクトラム症児・者の認知・行動上の特徴について
第3回
自閉スペクトラム症児・者がかかえやすい「生きづらさ」とは
第4回
自閉スペクトラム症に併存率の高い注意欠如・多動症(ADHD)、限局性学習症(SLD)について
第5回
自閉スペクトラム症のある人が持つそれぞれの得意なこと(特別な能力)と苦手なこと
第6回
初期の自閉症理解とその変遷
第7回
発達障害者支援法(改正:平成28年)とは
第8回
幼児期の支援の場―幼稚園、保育園、通園施設、発達障害者支援センターなど
第9回
幼児期の支援―母親等家族の役割の重要性と家族支援
第10回
幼児期の支援―生活習慣の形成、ことば、数の獲得など
第11回
児童期の支援―就学の場の選択(通常学級、特別支援学級、特別支援学校、通級による指導等)
第12回
児童期の支援―それぞれの場での指導法と支援の実際(通常級と通級指導教室の利用など)
第13回
児童期の支援―特性を考慮した指導と支援を考える
第14回
青年期の支援―自立に向けて(移行支援教育)
第15回
成人期の支援―地域の中での共生社会を目指して 就労・生活の場の豊かさを求めて
テキスト①
寺山千代子 寺山洋一(2016)『自閉スペ クトラム症の展開』金剛出版
テキスト②

参考書・参考資料等
American Psychiatric Association(2013):
Diagnostic and Statistical Manual  of Mental
Disorders DSM-5 、高橋三郎、大野裕監訳(2014):DSM5、精神疾患 の診断・統計マニュアル、医学書院

本田秀夫(2017)『自閉スペクトラム症の理解と支援』星和書店

寺山千代子(2023)『自閉症スペクトラム児・者への支援六〇年』東信堂
学生に対する評価
レポート評価(50%)、科目修得試験(50%)