2026年度シラバス

科目コード
4420170
科目名
聴覚障害の心理・生理・病理Ⅰ
担当教員
原田 公人・新谷 朋子
単位数
2
担当形態
オムニバス
教員の免許状取得のための
必修科目
実務内容

教職に関する科目
特別支援教育領域に関する科目
施行規則に定める 科目区分又は事項等
心身に障害のある幼児、児童又は生徒の心理、生理及び病理に関する科目(中心領域:聴)
学位授与の方針と関係
DP2.共生社会創造のために、教育、福祉、環境、国際関係、スポーツ身体表現、等の専門的知見を得ることができる(専門知) DP4.個人や社会にとって必要な課題の解決のため、自律的な課題探究能力を身につけ実践することができる(実践力)
授業のテーマ及び到達目標
(1)聴覚器の構造と機能、難聴の種類・原因を理解し、ICFや障害者権利条約の視点から生活機能との関連を説明できる。
(2)聴力検査の目的・原理と耳疾患による聴力低下の特徴を理解し、聴覚・平衡機能評価の意義を臨床・教育支援に活かすことができる。
(3)聴覚障害児・者の聞こえの特性に応じた合理的配慮と補償機器の活用を理解し、言語・社会性の発達を踏まえた指導・支援の視点を身に付ける。
授業の概要
本授業では、聴覚器の構造や難聴の原因、聴覚障害の種類・症状、検査法や評価の意義を理解し、補聴援助機器や情報保障の活用方法を学習する。また、ICFや発達理論の視点を踏まえ、言語・社会性の発達と関連づけながら、合理的配慮に基づく教育的支援について学習する。
授業計画
授業計画
第1回
聴覚障害と生活機能:ICFと障害者権利条約の視点 第1章
第2回
音と音声の基礎:物理的・心理的特性の理解 第2章
第3回
聴覚器の構造と機能:外耳から中枢まで 第3章
第4回
難聴に伴う症状と耳疾患の理解 第4章
第5回
難聴の種類と原因:構造と病態の視点から 第5章
第6回
外耳・中耳・内耳疾患の分類と特徴 第5章
第7回
聴覚検査の基礎:目的・種類・適用 第6章
第8回
聴力検査の原理と結果の解釈 第6章
第9回
聴力検査の原理と結果の解釈 第6章
第10回
補聴器と人工内耳の構造と適応 第7章
第11回
補聴器と人工内耳の構造と適応 第8章
第12回
小児聴覚障害と発達支援 第9章、第10章
第13回
成人聴覚障害とライフステージ支援 第11章、第12章
第14回
重複障害と多職種連携による支援 第13章、第14章
第15回
総括と事例検討:合理的配慮の実践を考える 全体・事例・コラム
テキスト①
中川尚志・廣田栄子 編(2025)『最新言語聴覚学講座 聴覚障害学』医歯薬出版株式会社
テキスト②

参考書・参考資料等
(1)日本聴覚医学会編(2024)『聴覚検査の実際(改訂5版)』、南山堂ISBN:978-4-525-37045-9
(2)宍戸和成/原田公人/庄司美千代 編(2023)、『聴覚障害教育の基本と実践』、慶應義塾大学出版会 ISBN:978-4-7664-2862-9(4-7664-2862-5)
(3)文部科学省 聴覚障害教育の手引(令和2年3月)https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/material/1340250_00009.htm
(4)文部科学省 特別支援学校学習指導要領等(平成29年4月公示・平成31年2月公示)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/main/1386427.htm
学生に対する評価
スクーリング評価(25%)、レポート評価(25%)、科目修得試験(50%)