2026年度シラバス

科目コード
4420281
科目名
病弱の心理・生理・病理
担当教員
南風野 久子・宮本 信也
単位数
2
担当形態
オムニバス
教員の免許状取得のための
必修科目
実務内容

教職に関する科目
特別支援教育領域に関する科目
施行規則に定める 科目区分又は事項等
心身に障害のある幼児、児童又は生徒の心理、生理及び病理に関する科目(中心領域:病)
学位授与の方針と関係
DP2.共生社会創造のために、教育、福祉、環境、国際関係、スポーツ身体表現、等の専門的知見を得ることができる(専門知) DP4.個人や社会にとって必要な課題の解決のため、自律的な課題探究能力を身につけ実践することができる(実践力)
授業のテーマ及び到達目標
病弱児の疾病の種類、原因そして程度は、複雑多岐にわたり一人ひとりの示す病状や性格、行動上の問題も極めて複雑であるが、身体的症状として認められている疾病や障害の中には心理的原因に由来しているものは少なくない。彼らは医療的制限が加えられていることから、心のあせり、情緒的不安定あるいは心理的葛藤などが生じてくることが予想されるからである。病弱児の心理を中心に病理面と生理面の特徴とそれらの相互作用について理解していく。併せて家庭や学校間、医療、福祉及び保健機関との連携についても理解していく。
授業の概要
(1)病弱・身体虚弱児の心理・生理・病理を理解するに当たって、個々の疾患に関する基礎知識を理解する。
(2)病弱児の置かれている環境(家庭、学校、医療施設など)について理解する。
(3)病弱児が示す不適応行動は、適切な指導や治療によって改善が期待できることを理解する。
授業計画
授業計画
第1回
病弱・身体虚弱とその分類(担当:南風野)
第2回
用語および定義、分類(担当:南風野)
第3回
病虚弱児教育の対象(担当:南風野)
第4回
心理的特性 ①身体的条件、②適応と欲求不満、③両親の態度(担当:宮本)
第5回
生理的特性(担当:宮本)
第6回
病理的特性(担当:宮本)
第7回
知能と性格行動(担当:南風野)
第8回
学習上の問題 ①学習空白、②身体活動の制限(担当:宮本)
第9回
学習上の配慮 (担当:宮本)
第10回
パーソナリティーの形成 ①関係する要因(担当:南風野)
第11回
パーソナリティーの形成 ②心理的援助(担当:南風野)
第12回
社会性の発達 ①親の養育態度(担当:南風野)
第13回
社会性の発達 ②マターナル・デプリベーション(担当:南風野)
第14回
重症心身障害児の心理的特性(コミュニケーション、行動、発達など)(担当:宮本)
第15回
家庭や学校間、医療・福祉・保健機関との連携 定期試験(担当:南風野)
テキスト①
独立行政法人国立特別支援教育総合研究所(2020)「特別支援教育の基礎・基本 第4版」ジアース教育新社
テキスト②
文部科学省(2018)「特別支援学校教育要領・学習指導要領解説自立活動編(幼稚部・ 小学部・中学部)」開隆堂出版
参考書・参考資料等
全国特別支援学校病弱教育校長会(2020) 病気の子どものための教育必携―特別支援学校学習指導要領等を踏まえた ジアース教育新社978-4863715202
文部科学省初等中等教育局特別支援教育課(2021)障害のある子供の教育支援の手引 ~子供たち一人一人の教育的ニーズを踏まえた学びの充実に向けて~ https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tok ubetu/material/1340250_00001.htm
日本育療学会 標準『病弱児の教育』テキスト(2019) ジアース教育新社
978-4863716186
学生に対する評価
評価の基準となる点数は以下の通りです(学則第44条より)。S:100~90、A89~80、B:79~70C、:69~60、D:59以下
レポート評価(50%)、科目修得試験(50%)