2026年度シラバス

科目コード
4430010
科目名
いのちと衣食住
担当教員
西原 智昭
単位数
2
担当形態
単独
教員の免許状取得のための

実務内容

教職に関する科目

施行規則に定める 科目区分又は事項等

学位授与の方針と関係
DP2.共生社会創造のために、教育、福祉、環境、国際関係、スポーツ身体表現、等の専門的知見を得ることができる(専門知) DP4.個人や社会にとって必要な課題の解決のため、自律的な課題探究能力を身につけ実践することができる(実践力)
授業のテーマ及び到達目標
(1)生き物の「いのち」を育む森林生態系および海洋生態系について学ぶ;
(2)人間が日常生活で必要としている資源とはなにか、その資源の開発と利用による生き物の「い
のち」への影響について振り返る;
(3)大量生産・大量消費のもと、その資源は持続可能な形ではなく地球上の自然資源を大きく脅か
すような事態にもなっていることを理解する;
(4)その結果、生物種によってはすでに絶滅あるいは絶滅危惧種になっているが、そうした現状の
中、自然界や生き物、生態系の健全な保全を担保しながら人間の生活を継続していく方途としての
国際認証制度について学ぶ。
(5)特に資源に乏しい日本が目指すべきものは何かを問う。
授業の概要
人間が生きていくために自然界の資源の利用は必須である。空気や水ほか、魚介類や野生動物、農
畜産物や衣料・住居素材、高度科学技術文明を支える地下資源である化石燃料や鉱物資源等であ
る。この講義では森林/海洋生態系を学びながら、人間の衣食住・技術を確かなものとする資源の調
達と消費が生態系に多大な影響を及ぼし生き物のいのちをも脅かしている現実に向き合い、それに
対していかに自然環境の保全を目指すことができるかについて考察する。
授業計画
授業計画
第1回
森林生態系と生き物、それへの脅威
第2回
海洋生態系と生き物、それへの脅威
第3回
衣食住と生き物(1)~自然界由来の素材とマイクロプラスチック問題
第4回
衣食住と生き物(2)~ブッシュミート・家畜・鯨類・魚介類
第5回
衣食住と生き物(3)~農産物・ヤシアブラ
第6回
技術・エネルギーと生き物(1):石油・石炭・鉱物資源・兵器
第7回
技術・エネルギーと生き物(2):再生可能エネルギーなどの問題
第8回
生き物の利用(1)~象牙など身体の一部
第9回
生き物の利用(2)~ペットと動物園/水族館
第10回
生き物の利用(3)~メディア/エコツーリズム
第11回
人類の起源と進化~最新の遺伝人類学の成果
第12回
もともとの人類のあり方(1)~類人猿からの視点と類人猿への危機
第13回
もともとの人類のあり方(2)~先住民族からの視点と直面する現実
第14回
資源と国際認証制度
第15回
資源と日本
テキスト①
西原智昭(2020)『コンゴ共和国~マルミミ ゾウとホタルの行き交う森から:増補改訂 版』現代書館
テキスト②
谷口政次『教養としての資源問題~今、日本 人が直視すべき現実』(2011年、東洋経済 新報社) 【注:すでにこの書籍は絶版なので電子書籍 Kindle版をダウンロードすること】
参考書・参考資料等
篠田謙一(2023)『人類の起源 古代DNAが語るホモサピエン スの「大いなる旅」』中公新書 978-4-12-102683-5
井田徹治(2020)『追いつめられる海~猶予はない ブルーエコノミーの実現を!』岩波書店 978-4-00-029694-6
山口真奈美(2024)『サステナブル調達を成功させるための「国際認証」の教科書』生産性出版 978-4-8201-2148-0
学生に対する評価
スクーリング評価(25%)、レポート評価(25%)、科目修得試験(50%)