2026年度シラバス

科目コード
4430030
科目名
環境と社会
担当教員
尾上 伸一
単位数
2
担当形態
単独
教員の免許状取得のための
選択科目
実務内容

教職に関する科目
教科及び教科の指導法に関する科目(中学校 社会、高等学校 公民)
施行規則に定める 科目区分又は事項等
教科に関する専門的事項 ・「社会学、経済学」 ・「社会学、経済学(国際経済を含む。)」
学位授与の方針と関係
DP2.共生社会創造のために、教育、福祉、環境、国際関係、スポーツ身体表現、等の専門的知見を得ることができる(専門知) DP4.個人や社会にとって必要な課題の解決のため、自律的な課題探究能力を身につけ実践することができる(実践力)
授業のテーマ及び到達目標
環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書(令和7年度版)から地球規模の環境問題とその対応策の現状をつかむことを導入とする。そこから科目担当講師の実務教員としての経歴の中で、「時代時代の環境課題に対応する学校現場・各地域・各主体の実践」をテーマに講義を組み立てていき、教育実践から「次代の担い手となる子どもたちに社会で生きていくための知識・技能と意欲付けをいかにして図ってきたか、また今後図っていくのか」を伝え、「ここまでに私自身の環境教育実践を支え、方向付けをしてくれた各地域や各主体の実践を積極的に紹介する」ことにより、環境問題を自らの問題として捉えられるようにする。そこから危機感に基づいた環境意識によらなくとも、多様な動機付けの場面を提示し共に考えていくことで、問題解決に向けた行動をとる意欲と道筋を考えられる力が修得されるようにしていく。
授業の概要
本授業は、「環境について考えることは社会について考えること」そこから「環境教育は次世代の社会を創る人材育成に直結する」という立場をとり、「環境問題の経験」と「問題解決に向けての営み」の最新の情報は現場が体得しているとの姿勢を一貫させていく。本授業の展開は、主に1990年以降の時代時代の環境課題を環境白書から理解し、課題解決を図った学校・地域を核とした環境教育実践とそれを支える各地域・主体との関りを具体事例をもとに学ぶことにより、豊かな地球環境を次の世代に引き継いでいくために問題解決(SDGs実現)に向けた具体的な行動への促しとなることをねらいとする。
授業計画
授業計画
第1回
第1回:「環境と社会」環境白書から現状の把握 何を学ぶのか ゴールを共有
第2回
第2回:環境白書の理解 公害白書からの変遷を知る 20世紀末からの環境課題
第3回
第3回:環境白書の理解 環境白書(令和7年度版) 現在の環境課題
第4回
第4回:大道小学校での実践① 自然とのふれあいのための施設・野生生物保護 (h4)生物多様性の確保 シンポジウムの開催等 による普及啓発活動(h7)
第5回
第5回:大道小学校での実践② 市民活動への参画 パートナーシップがつくる持続可能な未来(h8)
第6回
第6回:下永谷小学校での実践① 学校教育及び多様な場における環境教育(h14) 校庭自然体験博物館 環境で育む心、心が守 る環境(h16)
第7回
第7回:下永谷小学校での実践② 環境パートナーシップの構築 社会に広がる環境の国づくり 家庭から学校から市民団体から(h 17)
第8回
第8回:教育行政での実践 持続可能な社会の構築に向けて 横浜市環境教育推進カリキュラムの策定 国連持続可能な開発のための 教育(ESD)の10年 (h19)
第9回
第9回:飯島小学校での校長としての実践① 里地里山の教育環境(h28) 子どもたちの力で校庭を里山に
第10回
第10回:飯島小学校での校長としての実践② SDGs達成を目指す教育プログラム(h29)学校でできること・学校だからできること
第11回
第11回:持続可能な地域と暮らしの実現 横浜市内で展開してきた 地域循環共生圏づくり
第12回
第12回:持続可能な地域と暮らしの実現 地域循環共生圏の3原則の具体 「地域の主体性」「地域内外との協働」「環境・社会・経済課題の同時解決」
第13回
第13回:地域循環共生圏(ローカルSDGs)の構想策定① ワークショップを通して 情報収集~コンセプト策定
第14回
第14回:地域循環共生圏(ローカルSDGs)の構想策定? ワークショップを通して 事業のストーリ―~目標の設定
第15回
第15回:学修のまとめ レポートの構成 スクーリング学修の成果を生かした考察 今後の学修の進め方レクチャー
テキスト①
環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書 令和7年度版)環境省
テキスト②
環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書 令和7年度 概要版)環境省
参考書・参考資料等
・環境と社会 (放送大学教材) 植田和弘・大塚直 (2015) 1847538-1-1511
・環境の社会学 (有斐閣アニマ) 関礼子・中澤秀雄・丸山康司・田中求 (2009)   978‐4‐641‐12385‐4
学生に対する評価
スクーリング評価(30%)、レポート評価(35%)、科目修得試験(35%)