2026年度シラバス

科目コード
4440051
科目名
ヨーロッパの歴史と文化
担当教員
平岡 麻里
単位数
2
担当形態
単独
教員の免許状取得のための

実務内容

教職に関する科目

施行規則に定める 科目区分又は事項等

学位授与の方針と関係
DP2.共生社会創造のために、教育、福祉、環境、国際関係、スポーツ身体表現、等の専門的知見を得ることができる(専門知) DP4.個人や社会にとって必要な課題の解決のため、自律的な課題探究能力を身につけ実践することができる(実践力)
授業のテーマ及び到達目標
(1) 「ヨーロッパとは何か」を歴史や文化を通じて理解し、自分の言葉で説明できる。
(2) 現代イギリス社会の状況と課題を歴史的および文化的背景を踏まえて、自分の言葉で説明できる。
(3) ヨーロッパまたはイギリスについて、自身の興味・関心に応じて文献調査を行い、その結果を新しく学んだ情報や他者の意見を学術的に適切な方法で参照・引用しながら論じることができる。
授業の概要
「ヨーロッパ」と聞くと、ひとつにまとまった地域という印象を抱くかもしれない。しかし、イギリスの EU 離脱からもわかるように、ヨーロッパは決して一枚岩の共同体ではない。この授業ではヨーロッパをヨーロッパたらしめているものは何かを歴史的に検討した上で、「ヨーロッパであり、ヨーロッパではない」といわれるイギリスを、文化と歴史的背景の両面から考察し、ヨーロッパの歴史と文化への理解を深めることを目的としている。
 また、この授業の履修者は、「ヨーロッパの歴史と文化」という大きなテーマに思考を巡らせつつ、教科書の理解を基に、自ら専門的な文献を探し、読み、学術的に適切な方法で引用し、自らの考えを論述するという、文献研究に必要な一連の作業と思考プロセスを実際に体験することになる。その過程を通じて、文献研究の基礎を身につけることができる。
授業計画
授業計画
第1回
オリエンテーション:図書館の利用と文献調査
第2回
超約ヨーロッパの歴史(『超約ヨーロッパの歴史』第1~2章)
第3回
ヨーロッパ史の諸相(『超約ヨーロッパの歴史』第3~8章)
第4回
破壊的な諸力(『超約ヨーロッパの歴史』第9~10章)
第5回
ヨーロッパの命運は東方にあり(『超約ヨーロッパの歴史』後記)
第6回
「ヨーロッパとは何か」を考える(『超約ヨーロッパの歴史』および参考書、その他の文献)
第7回
文献研究の実践―レポートの作成(『超約ヨーロッパの歴史』、参考書、その他の文献)
第8回
連合王国から見るイギリス(『イギリスとEU』第1章)
第9回
EU離脱から見るイギリス(『イギリスとEU』第2章)
第10回
歴史から見る今のイギリス(『イギリスとEU』第3章)
第11回
2大政党制から見るイギリス(『イギリスとEU』第4章)
第12回
階級社会から見るイギリス(『イギリスとEU』第5章)
第13回
軍事大国としてのイギリス(『イギリスとEU』第6章)
第14回
日本とイギリス、日本とヨーロッパ(『超約ヨーロッパの歴史』日本語版への序文、『イギリスとEU』第6章、参考書、その他の文献)
第15回
歴史を通じた現代イギリス社会や文化への考察―科目修得試験(『イギリスとEU』、参考書、その他の文献)
テキスト①
ジョン・ハースト(2023)『超約ヨーロッパの歴史 増補版』東京書籍
テキスト②
池上彰(2019)『池上彰の世界の見方 イギリスとEU:揺れる連合王国』小学館
参考書・参考資料等
増田四朗(1967)『ヨーロッパとは何か』岩波新書
ISBN 978-4004130147

指昭博(編著)(2019)『はじめて学ぶイギリスの歴史と文化』ミネルヴァ書房
ISBN 978-4623063765

小風秀雅(2023)『世界史のなかの近代日本』山川出版社
ISBN 978-4-634-59131-8
学生に対する評価
レポート評価(50%)、科目修得試験(50%)