2026年度シラバス

科目コード
4610151
科目名
社会保障論
担当教員
砂田 淳一郎
単位数
4
担当形態
単独
教員の免許状取得のための

実務内容
特定社会保険労務士・社会福祉士・産業カウンセラー・第1種衛生管理者として、医療・福祉現場での 経験をもつ教員が社会保障について指導する。
教職に関する科目

施行規則に定める 科目区分又は事項等

学位授与の方針と関係
DP2.共生社会創造のために、教育、福祉、環境、国際関係、スポーツ身体表現、等の専門的知見を得ることができる(専門知) DP4.個人や社会にとって必要な課題の解決のため、自律的な課題探究能力を身につけ実践することができる(実践力)
授業のテーマ及び到達目標
【授業テーマ】
日本の社会問題や現状を整理し、広い視点から社会保障制度の概要と仕組みを理解する。
【到達目標】
本科目においては、下記の5点を到達目標とする。
①社会保障の概念・対象・理念などについて、制度全体の展開過程も含めて理解する。
②現代社会における社会保障制度の役割と意義、取り組むべき課題について理解する。
③社会保障制度の財政について理解する。
④社会保障制度の体系と概要について理解する。
⑤諸外国における社会保障制度の概要について理解する。
授業の概要
社会福祉士は、社会福祉制度の枠組みの中で人員配置をされることが多く、その枠組みの領域に特化(specific)した職務内容になっている。しかし、制度間を跨いだ様々な課題を抱えた人々の調整に携わる場合には、他法についての知識(general)は必要である。なぜなら、問題を抱えている人々の基本的人権を守り、不利益にならない支援を行うには、様々な視点から分析・検討しながら調整を行っていくからである。社会保障制度は、全ての国民が安心して暮らしていくことができるという前提条件で、制度設計がされている。しかし現状は、誰もが全ての制度を理解しているわけではないため、問題を抱えている人々にとっては、制度の利用しやす(accessibility)が課題になることが多い。そこで、本科目の「社会保障」では、「これまでの日本の社会保障は、どう展開されてきているのか。現在の社会保障制度は、どのようなものがあるのか。また、新たな日本で生まれている課題に対応するためには、どのような社会保障制度が必要なのか。」等を踏まえながら、現行制度の問題と課題を検討することを目的とする。
授業計画
授業計画
第1回
社会保障の概念や対象及びその理念①-社会保障の範囲、社会保障の役割と意義、社会保障の理念、社会保障の対象
第2回
社会保障の概念や対象及びその理念②-社会保障制度の展開
第3回
社会保険と社会扶助の関係-社会保険の概念と範囲、社会扶助と範囲
第4回
公的保険制度と民間保険制度の関係-公的保険と民間保険の現状
第5回
社会保章制度の体系①-医療保険制度等の概要
第6回
社会保章制度の体系②-介護保険制度の概要
第7回
社会保章制度の体系③-年金保険制度の概要
第8回
社会保章制度の体系④-労災保険制度と雇用保険制度の概要
第9回
社会保章制度の体系⑤-生活保護制度の概要
第10回
社会保章制度の体系⑥-社会手当等の概要
第11回
社会保章制度の体系⑦-社会福祉制度の概要
第12回
社会保障と財政-社会保障の財源、社会保障給付費、国民負担率、社会保障と経済
第13回
現代社会における社会保障制度の現状-人口動態の変化、経済環境の変化、労働環境の変化
第14回
諸外国における社会保障制度①-諸外国における社会保障制度の概要
第15回
諸外国における社会保障制度②-社会保障制度の国際比較
テキスト①
一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟『最新社会福祉士養成講座精神保健福祉士養 成講座7「社会保障 第2版」』中央法規出版
テキスト②

参考書・参考資料等
必要に応じて適宜紹介する。
学生に対する評価
レポート評価(50%)、科目修得試験(50%)