2026年度シラバス

科目コード
4810331
科目名
地域研究入門
担当教員
小椋 知子
単位数
2
担当形態
単独
教員の免許状取得のための

実務内容

教職に関する科目

施行規則に定める 科目区分又は事項等

学位授与の方針と関係
DP2.共生社会創造のために、教育、福祉、環境、国際関係、スポーツ身体表現、等の専門的知見を得ることができる(専門知) DP4.個人や社会にとって必要な課題の解決のため、自律的な課題探究能力を身につけ実践することができる(実践力)
授業のテーマ及び到達目標
「地域研究」とはどんな学問かを知り、世界のある特定の地域の特徴あるいは特性を描き出すことを通して、日本を改めて見直すこと。また、多様性を持ちながら世界が共存していける社会を作るための視座を獲得することで、それら地域をより深く研究するための準備ができるようにすること。
授業の概要
「地域研究」とは、世界のある特定の場所について、できるだけ全体的にその特性をつかみ、その文化を理解し、そこに現れている問題を具体的に深く分析し、理解する学問である。地域理解を深めるためには、「他者」の視点を知り、その眼で「自己」を見て、自己、あるいは自己の住む地域を客観的に理解することが必要であり、これができて初めて、世界が多様性を持ちながら共存していける社会を作るための視座を得ることにつながる。本講では、「地域研究」の入り口として、まず、地域研究の意義と抱える課題、地域区分、対象の分析方法、民族等を学び、「地域研究」の概観を捉える。次に、世界の15地域を取り上げ、地域が置かれた状況を多面的に学び、それらとの比較において日本について改めて見直す。最後に、現代における世界的な一体化を促す現象である「グローバリゼーション」がもたらす社会変動の影響について考える。これらの学習を通して、「地域研究」の重要性を理解する。
授業計画
授業計画
第1回
地域研究とは何か(テキストはしがき、Ⅰ)
第2回
[東アジア]中国ー多民族・多文化が共存する社会(同Ⅱ-2-1)
第3回
[東アジア]朝鮮半島ー日本を映し出す鏡(同Ⅱ-2-2)
第4回
[東南アジア]東南アジア大陸部およびフィリピン(同Ⅱ-2-3)
第5回
[東南アジア]インドネシア、マレーシア、シンガポール(同Ⅱ-2-4)
第6回
[オセアニア]オセアニアー人・海洋・島(同Ⅱ-2-5)
第7回
[南アジア]南アジアー歴史に育まれた多元的社会(同Ⅱ-2-6)
第8回
[中東]アラブ・イスラム世界、トルコ(同Ⅱ-2-7、Ⅱ-2-8)
第9回
[アフリカ]熱帯アフリカ、南部アフリカ(同Ⅱ-2-9,Ⅱ-2-10)
第10回
[ヨーロッパ]西ヨーロッパー城壁と市門の都市、パリの場合(同Ⅱ-2-11)
第11回
[ヨーロッパ]東ヨーロッパおよびロシアーヨーロッパとアジアのはざまで(同Ⅱ-2-12)
第12回
[アメリカ]北アメリカー多様性にみる社会(同Ⅱ-2-13)
第13回
[アメリカ]ラテンアメリカー人種と文化の混淆(同Ⅱ-2-14)
第14回
[日本]比較日本研究の意義(同Ⅱ-2-15)
第15回
グローバル化の現代における国際労働力移動と移民社会と日本(同Ⅲ)
テキスト①
吉田昌夫 編(2002)『地域研究入門―世界の地域を理解するためにー』古今書院
テキスト②

参考書・参考資料等
幡谷則子・千代勇一 編著(2024)『辺境からコロンビアを見るー可視性と周辺性の相克』 .ぎょうせい.
ISBN 978-4324114506
学生に対する評価
レポート評価(50%)、科目修得試験(50%)