2026年度シラバス
科目コード
4810341
科目名
地域と食文化
担当教員
小椋 知子
単位数
2
担当形態
単独
教員の免許状取得のための
実務内容
教職に関する科目
施行規則に定める 科目区分又は事項等
学位授与の方針と関係
DP2.共生社会創造のために、教育、福祉、環境、国際関係、スポーツ身体表現、等の専門的知見を得ることができる(専門知) DP4.個人や社会にとって必要な課題の解決のため、自律的な課題探究能力を身につけ実践することができる(実践力)
授業のテーマ及び到達目標
【テーマ】
地域と食文化の現状と課題を、食と農の社会学的観点から批判的に捉え直すことを通して、地域社会やコミュニティにおいてそれらの課題解決のために主体的に取り組む基盤となる思考力を培うこと。
【到達目標】
(1)グローバル化がすすむ中、グローバル・ローカルな領域における食と農の文化の現状と課題を深く理解する。
(2)私たちの日常と暮らしに根ざした食と農の文化を構成する(形成する)ものは何か、理解する。
(3)地域社会やグローバル社会の持続可能性を基軸に食と農を捉えなおすための知識・視座を獲得する。
(4)人々の暮らしと文化、地域に根ざした食と農を未来への資産とするために課題解決に向けた行動の可能性と課題を、世界各地の事例から学ぶ。それにより知見を広げ、思考範囲の拡大を目指す。
(5)自身にとって身近な地域・コミュニティの食と農の文化のより良い有り様を模索し、自身のフィールドにおいて主体的に実践するために基盤となる思考力を培う。
地域と食文化の現状と課題を、食と農の社会学的観点から批判的に捉え直すことを通して、地域社会やコミュニティにおいてそれらの課題解決のために主体的に取り組む基盤となる思考力を培うこと。
【到達目標】
(1)グローバル化がすすむ中、グローバル・ローカルな領域における食と農の文化の現状と課題を深く理解する。
(2)私たちの日常と暮らしに根ざした食と農の文化を構成する(形成する)ものは何か、理解する。
(3)地域社会やグローバル社会の持続可能性を基軸に食と農を捉えなおすための知識・視座を獲得する。
(4)人々の暮らしと文化、地域に根ざした食と農を未来への資産とするために課題解決に向けた行動の可能性と課題を、世界各地の事例から学ぶ。それにより知見を広げ、思考範囲の拡大を目指す。
(5)自身にとって身近な地域・コミュニティの食と農の文化のより良い有り様を模索し、自身のフィールドにおいて主体的に実践するために基盤となる思考力を培う。
授業の概要
人は自然生態系内にある存在であり、食べる(他の生物の命をいただく)ことで生命をつないできた。食を取り巻く状況は、地域ごとに異なる山海の恵みを採取し工夫して食していた採取の時代から、人や家畜、風や水などの自然エネルギーを利用し、田畑を耕して栽培し、水産物を養殖し、家畜を飼育して食する地域農耕の時代へ、さらに近代化・産業化の波を受けて、一見ローカルに見えてもすべてがグローバルにつながる時代へと変化してきた。
「食べること」は日々繰り返され、その文化は家族を中心とする小さな集団の集合体である地域社会の中で共有され育まれ伝えられてきた。本来、「食べること」は生きることであり、自然や人をつなぐ命の営みであるにもかかわらず、その営みは、近代化・産業化という社会変動のもとで、生産者と消費者、農(魚)村と都市に分断され、地域で育まれてきた食文化の形も大きく変容している。
本講では、現代の地域と食文化の問題を、特に農に注目し、食と農の社会学的観点から解き明かし、打開点を見出すことを試みる。また、受講者自身が、自身の地域社会やコミュニティにおいて今後どう行動するか考えさせる。
「食べること」は日々繰り返され、その文化は家族を中心とする小さな集団の集合体である地域社会の中で共有され育まれ伝えられてきた。本来、「食べること」は生きることであり、自然や人をつなぐ命の営みであるにもかかわらず、その営みは、近代化・産業化という社会変動のもとで、生産者と消費者、農(魚)村と都市に分断され、地域で育まれてきた食文化の形も大きく変容している。
本講では、現代の地域と食文化の問題を、特に農に注目し、食と農の社会学的観点から解き明かし、打開点を見出すことを試みる。また、受講者自身が、自身の地域社会やコミュニティにおいて今後どう行動するか考えさせる。
授業計画
授業計画
第1回
食と農をどう捉えるかー農業・食料社会学とその展開(テキストはしがき、序章)
第2回
地球とともに生きる食と農の世界-揺れるグローバル社会(同第1章)
第3回
多国籍アグリビジネスー農業・食料・種子の支配(同第2章)
第4回
地域ブランドを通じた地域振興、食文化継承の可能性(同第3章)
第5回
近代科学技術(同第4章)
第6回
農薬について考察する(同第5章)
第7回
現代の畜産システムと放牧畜産の可能性(同第6章)
第8回
生ごみと堆肥―地域循環型農業の崩壊と再生(同第7章)
第9回
ローカルな食と農によるつながりの再構築(同第8章)
第10回
中山間地域における生活の場から考える持続可能な暮らしと社会(同第9章)
第11回
農は誰が担うのかー多様な担い手を考える(同第10章)
第12回
農村におけるジェンダー―「女性」から農村を見る(同第11章)
第13回
都市・農村交流―グリーン・ツーリズムの可能性(同第12章)
第14回
食と農を「倫理」でつなぐ(同終章)
第15回
私にとっての食と農・食文化(テキストまとめ、文化庁動画)
テキスト①
桝潟俊子・谷口吉光・立川雅司(編著) (2014)『食と農の社会学:生命と地域の視点から』 ミネルヴァ書房
テキスト②
参考書・参考資料等
・平賀緑(2021)『食べものから学ぶ世界史: 人も自然も壊さない経済とは?』 (岩波ジュニア新書 937).東京:岩波書店
ISBN 978-4005009374
・平賀緑(2024)『食べものから学ぶ現代社会: 私たちを動かす資本主義のカラクリ』 (岩波ジュニア新書 980).東京:岩波書店
ISBN 978-4005009800
・和食のこころえ ~日本の心と美学 supported by 文化庁 - YouTube (44:25)
https://www.youtube.com/watch?v=P_CLYCwfbwE
ISBN 978-4005009374
・平賀緑(2024)『食べものから学ぶ現代社会: 私たちを動かす資本主義のカラクリ』 (岩波ジュニア新書 980).東京:岩波書店
ISBN 978-4005009800
・和食のこころえ ~日本の心と美学 supported by 文化庁 - YouTube (44:25)
https://www.youtube.com/watch?v=P_CLYCwfbwE
学生に対する評価
レポート評価(50%)、科目修得試験(50%)