2026年度シラバス

科目コード
4510480
科目名
教職実践演習(初等)
担当教員
丸本 茂樹・嶋田 優・齋藤 憲子・横山 美明
単位数
2
担当形態
クラス分け・単独
教員の免許状取得のための
必修科目
実務内容
小学校勤務経験を持つ教員が、教育現場における課題を中心に据え、課題について教員・学生がともに検討 を行い、その解決を図るためにグループディスカッションや模擬授業を行い、その成果等を発表・討議する。
教職に関する科目
教育実践に関する科目(幼稚園・小学校)
施行規則に定める 科目区分又は事項等
教職実践演習
学位授与の方針と関係
DP2.共生社会創造のために、教育、福祉、環境、国際関係、スポーツ身体表現、等の専門的知見を得ることができる(専門知) DP4.個人や社会にとって必要な課題の解決のため、自律的な課題探究能力を身につけ実践することができる(実践力)
授業のテーマ及び到達目標
これからの教員に求められる「資質・能力」の理解と必要な力量の定着を確認するとともに以下の項目
を達成目標として授業を展開する。
(1)教育に対する使命感を持ち、常に子どもから学びともに成長しようとする姿勢を身につける。また、高い倫理観と規範意識の向上を図り、困難に立ち向かう強い意志を持ち、自己の職責を果たすことができるようにする。
(2)教員としての職務、職責の自覚を持ち、目的や状況に応じた適切な言動をとることができるようにする。また、組織の一員としての自覚を持ち、他の教職員と協力して職務を遂行し、保護者、地域関係者等と良好な人間関係を築くことができるようにする。
(3)子どもの発達や心身の状況に応じて抱える課題を理解し、適切な指導を行えるようにする。また、子どもとの間に信頼関係を築き、学級集団を把握して規律ある学級経営を行うことが出来るようにする。
(4)教科内容の理解を初め、学習指導の基本的事項(教科等の知識や技能など)や板書、話し方、表情など授業を行う上での基本的な表現力を身につける。また、幼児・児童の反応や学習の定着状況に応じて授業計画や学習形態等を工夫すること
授業の概要
教職課程の他の授業科目の履修や活動を通して学生が身につけた資質・能力が教員として最小限必要な資質・能力として有機的に統合され、形成されたかについて最終的に確認する。また、教職に就く上での課題を認識し、必要に応じて不足している知識や技能等を補い教師力の向上と定着を図る。そのために、次の(1)~(4)の事項を含めた授業の計画、立案、実施に際して教育委員会、保育園・幼稚園・認定こども園・学校現場、関係諸機関との緊密な連携・協力を求めるように留意する。
(1)使命感や責任感、教育的愛情等に関する事項
(2)社会性や対人関係能力に関する事項
(3)幼児・児童理解や学級経営等に関する事項
(4)教科の指導力に関する事項
(5)社会人としての基礎・基本から学級づくりや授業のポイント、保護者対応の仕方などについて専門書やボランティア活動を通して学んでおくこと。
(6)アクティブラーニングの手法も用いて実施。
(7)模擬授業等でICTを活用した授業を盛り込んだ授業を実施
授業計画
授業計画
第1回
「教職実践演習が目指すもの」と4日間の授業内容を確認する。また、同じ教員を目指す仲間と共に意見交換を行い教師としての資質・能力を高める。
第2回
教育実習による成果と課題について、グループディスカッションを通して確認し自覚を深める。
第3回
最近の教育課題について考える。(教育に関わる様々な事に目を向けられるようにする。)
第4回
教職の意義と幼稚園教育・学校教育の役割、新しい学習指導要領が目指すものについてと教育職員の身分、職務・服務義務と法的根拠を学ぶ。
第5回
これからの教員に求められる資質・能力についてグループディスカッションを通して確認するとともに中教審答申「これからの学校教育を担う教員の資質向上に向けて」や「令和の日本型学校教育の構築を目指して」の内容を把握する。
第6回
学校の組織と運営・学級経営・授業づくりについて(〇学校教育目標・子どもが主体的に活動する学級経営・教育課程の編成について学ぶ。〇学級経営案の書き方、学級通信の書き方について)
第7回
学級担任の保護会でのメッセージ、保護者会の持ち方、保護者・地域の方との連携や対応について
第8回
学級づくりの構想について(〇どのような学級をつくるのか、教師と生徒の人間関係、学級づくりのアイデア、学級づくりをするに当たっての不安と課題)
第9回
教材開発の工夫や、学習形態、指導と評価等に留意した学習指導案の作成を通じて、学習指導の基本的事項(教科等の知識や技能など)を身につけているか確認する。更に学び方の工夫として、主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニングの手法)の意義や方法を体験し、指導力の向上を図る。
第10回
学習指導案の作成(〇GIGAスクール構想に伴い、ICTの活用が各教科指導に求められている。これらの内容を、学習指導に活かせるように工夫する。)
第11回
模擬授業の展開と学生間の相互評価を実施し、課題を共有する。
第12回
児童指導について(〇児童指導についての理解と対応、〇ロールプレイングを通して、教育現場を巡る様々な課題への対応力を修得しているか確認する。(保護者からの苦情相談、生徒からからの悩み相談。)
第13回
学校の危機管理上の課題(〇リスクマネジメント、クライシスマネジメントについて、〇危機管理演習(演習により対応力、実践力を身に付ける。))
第14回
理想の教師像と今日の自分、これからの自分、教師力について(〇尊敬できる先生とできない先生、その違いから教師力とは何かを考える。)
第15回
「魅力ある教師とは何か」について考え、自分はどのような教師を目指すかについてまとめる。
テキスト①
教職実践演習資料 星槎大学教職総合支援センター 編
テキスト②

参考書・参考資料等
■参考書・参考資料等
田中 洋一『教師のためのスタートブック 小学校』 第一法規
978-4-474-06733-2
学生に対する評価
スクーリング評価(1日の取組状況を100点として4日間合計400点) 80%、
科目修得試験(100点満点) 20%