2026年度シラバス

科目コード
4420291
科目名
病弱教育指導法
担当教員
南風野 久子
単位数
2
担当形態
単独
教員の免許状取得のための
必修科目
実務内容
特別支援学校における教員・管理職の勤務経験をもつ教員が教育課程及び指導法について指導する。
教職に関する科目
特別支援教育領域に関する科目
施行規則に定める 科目区分又は事項等
心身に障害のある幼児、児童又は生徒の教育課程及び指導法に関する科目(中心領域:病)
学位授与の方針と関係
DP2.共生社会創造のために、教育、福祉、環境、国際関係、スポーツ身体表現、等の専門的知見を得ることができる(専門知) DP4.個人や社会にとって必要な課題の解決のため、自律的な課題探究能力を身につけ実践することができる(実践力)
授業のテーマ及び到達目標
病弱の児童生徒に対する教育については、従来あまり積極的な考え方がなされていなかった。今日、この教育の対象となっている病弱の児童生徒の場合には慢性の病患や身体虚弱のために、長期にわたり医療や生活規制を必要とするものであり、その間適切な教育が受けられない場合は心理的・社会的に種々の不適応を起こし、病気の回復を妨げる恐れがある。病弱教育では、病類に応じた教育的配慮が行われていることを理解する。また、自立活動及び自立活動の指導と関連付けた具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身に付ける。
授業の概要
(1)多様な教育相談活動について学習する。
(2)児童生徒の実態の把握の方法を学習する。
(3)教育課程の編成について学習する。
(4)自立活動の指導について学習する。
授業計画
授業計画
第1回
病虚弱児教育の意義を踏まえた教育課程編成
第2回
病虚弱児教育の指導内容・指導方法・指導計画
第3回
病虚弱児への教育的支援①幼児期における支援(早期教育相談体制の充実など)
第4回
病虚弱児への教育的支援②義務教育段階における支援
第5回
教育課程に基づく指導計画の作成①:病状の重い児童生徒(学習空白、学習の遅れ、身体活動の制限)
第6回
教育課程に基づく指導計画の作成②:回復期にある児童生徒(経験の不足や偏り)
第7回
教科指導と生活指導(①グループ編成の工夫 ②直接的経験の機会を多くする)
第8回
教科指導と生活指導(③教材、教具の開発と活用、ICTの活用 )
第9回
教科指導と生活指導(④保健や安全への配慮)
第10回
自立活動の指導と個別指導計画
第11回
学習指導案の作成(①目標 ②内容 ③指導計画の作成 ④障害の種類に応じた指導)
第12回
カリキュラム・マネジメントの視点に立った授業改善及び教育課程の評価・改善
第13回
進路に対する支援
第14回
医療との連携のための組織
第15回
特別支援学校と地域の小・中学校や幼稚園、保育所、療育センターなどとの連携 定期試験
テキスト①
独立行政法人国立特別支援教育総合研究所(2020)「特別支援教育の基礎・基本 第4版」ジアース教育新社
テキスト②
文部科学省(2018)「特別支援学校教育要領・学習指導要領解説自立活動編(幼稚部・ 小学部・中学部)」開隆堂出版
参考書・参考資料等
全国特別支援学校病弱教育校長会 病気の子どものための教育
必携―特別支援学校学習指導要領等を踏まえた ジアース教育
新社ISBNコード:9784863715202
日本育療学会 標準『病弱児の教育』テキスト ジアース教育新
社 ISBNコード:9784863714939
文部科学省初等中等教育局特別支援教育課(2021)障害のある子供の教育支援の手引 ~子供たち一人一人の教育的ニーズを踏まえた学びの充実に向けて
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/material/1340250_ 00001.htm
学生に対する評価
評価の基準となる点数は以下の通りです(学則第44条より)。S:100~90、A89~80、B:79~70C、:69~60、D:59以下 
レポート評価(50%)、科目修得試験(50%)