2026年度シラバス

科目コード
4510390
科目名
道徳の理論・指導法(初等)
担当教員
神山 直子
単位数
2
担当形態
単独
教員の免許状取得のための
必修科目
実務内容
小学校教諭としての勤務経験をもつ教員が、道徳教育・道徳科における理論及び指導計画の作成や学 習指導案の作成について指導する
教職に関する科目
道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目
施行規則に定める 科目区分又は事項等
道徳の理論及び指導法
学位授与の方針と関係
DP2.共生社会創造のために、教育、福祉、環境、国際関係、スポーツ身体表現、等の専門的知見を得ることができる(専門知) DP4.個人や社会にとって必要な課題の解決のため、自律的な課題探究能力を身につけ実践することができる(実践力)
授業のテーマ及び到達目標
<授業テーマ>
道徳教育の意義や原理等を踏まえ、学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育及びその要となる道徳科の目標や内容、効果的な指導の在り方について理解するとともに、教材研究や学習指導案の作成、道徳科授業の実際をを通して実践的な指導力を身に付ける。
<到達目標>
? 道徳教育の理論
①道徳教育とは何かを説明することができ、道徳教育の課題を理解している。
②子供の心の成長と道徳性の発達について理解している。
?学習指導要領に示された道徳教育及び道徳科の目標及び主な内容を理解している。
? 道徳科授業の内容と方法
①学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育の要となる道徳科における指導計画や指導方法を理解している。
?道徳科の特質を生かした多様な指導方法の特徴を理解している。
?道徳科における教材の特徴を授業設計に生かすことができる。
④授業のねらいや学習指導過程を明確にして、道徳科の学習指導案を作成することができる。
⑤道徳科の特性を踏まえた学習評価の在り方を理解している。
?道徳科授業の実際を視聴し、授業の構想や改善の視点を身に付けている。
授業の概要
学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育とその要である道徳科の目標や内容について理解するとともに、道徳科における指導計画や多様な指導法について理解する。道徳授業の実際を視聴し、実践的な指導力を身に付けることができるようにする。
授業計画
授業計画
第1回
「道徳の授業のイメージ」 授業の進め方や到達目標を確認し、道徳授業の基本的なイメージをもつ。自身の経験やイメージを振り返り、道徳教育の意義を考える導入とする。
第2回
「道徳教育と道徳科」 道徳教育の意義や課題を整理し、学習指導要領における道徳科の位置づけを理解する。学校教育全体における道徳教育の役割を考察する。
第3回
「道徳教育及び道徳の時間に関する経緯 1/2」 戦後教育史における道徳教育の変遷を学び、道徳の時間の成立背景を理解する。制度的・社会的な文脈を踏まえた道徳教育の歴史的意義を考える。
第4回
「道徳教育及び道徳の時間に関する経緯 2/2」「心のノート」の役割や教材的意義を検討し、道徳教育における教材の変遷を通して道徳教育の方向性を考える。
第5回
「道徳授業の実際(1)(小学校低学年)」道徳教育アーカイブの動画を視聴し、 低学年における発達の段階の特徴を踏まえた指導の在り方を学ぶ。具体的な授業事例を分析し、児童の反応や教材の扱い方を考察する。
第6回
「道徳授業の実際(2)(小学校中学年) 」道徳教育アーカイブの動画を視聴し、中学年における発達の段階の特徴を理解し、授業事例を通して指導の工夫を学ぶ。児童の思考の広がりに応じた教材研究の視点を確認する。
第7回
「道徳授業の実際(3)(小学校高学年)」道徳教育アーカイブの動画を視聴し、 高学年における発達の段階の特徴を踏まえ、授業事例を分析する。児童の自律的な判断や多面的な思考を促す指導の在り方を検討する。
第8回
「社会の問題に目を向ける」 現代社会の課題と道徳教育の関連を考える。社会的テーマを扱う授業の可能性を検討し、児童の社会参画意識を育む指導の視点を学ぶ。
第9回
「道徳性とは何か」 子供の心の成長と道徳性の発達について理解し、指導上の留意点を整理する。
第10回
「特別の教科 道徳」 「特別の教科」としての道徳の意義を理解する。学習指導要領に示された目標や内容を確認し、教育課程上の位置づけを考える。
第11回
「多面的・多角的に考える」 道徳科の特質を生かした指導方法を学ぶ。多様な指導方法の特徴を理解し、児童の多面的・多角的な思考を促す授業展開について考察する。
第12回
「道徳教育と人権教育」道徳教育と人権教育との関連を理解し、学校教育全体における道徳教育の役割を考える。
第13回
「道徳科の学習指導案」 学習指導案の構成要素を理解し、授業のねらいや学習指導過程を明確化する方法を学ぶ。教材研究を踏まえた学習指導案作成の実際を検討する。
第14回
「学習指導の多様な展開 教師の範読 」範読の意義と方法を理解し、教師の役割や授業展開の工夫を考える。多様な指導方法を取り入れた授業設計の可能性を探る。
第15回
「社会的課題と道徳教育の未来」 社会的課題を題材に、道徳教育の理論と実践を総合的に振り返り、未来に向けた展望を考察する。
テキスト①
文部科学省『小学校学習指導要領解説 特別の教科道徳編』(平成29年告示)』
テキスト②
文部科学省『小学校学習指導要領(平成29 年告示)』
参考書・参考資料等
・文部科学省「特別の教科 道徳」の指導方法・評価等について(報告) 平成28年7月22日【提示URL】https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2016/08/15/1375482_2.pdfhttp://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/111/houkoku/1375479.htm
学生に対する評価
スクーリング評価(25%)、レポート評価(25%)、科目修得試験(50%)